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ペダルハープ
(グランドハープ)

ペダルハープのしくみと特徴

グランドハープは、7本のペダルをもつことから「ペダルハープ」とも呼ばれます。
その繊細な音色、優美なフォルムから「楽器の女王」と称され、「ハープ」といえばこのグランドハープを思いうかべる方も多いのではないでしょうか。 
ハープのペダルは、ピアノのペダルとはまったく機能が違い、7本のペダルがそれぞれド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シの7つの音に対応しています。
それぞれのペダルは階段状のスロットの中を3段階に動きます。
ペダルを踏むと、その動きは柱の中を通っている「ロッド」という細い棒を通じてハープの腕木の内部に伝わり、踏まれたペダルに対応する「ディスク」を回転させます。
 それぞれのディスクについている角(つの)が弦の上部を押えることで、音をフラット-ナチュラル-シャープの3段階に変え、すべての調性の音楽が演奏ができます。 

フル コンサート タイプとセミ コンサート タイプ 

グランドハープにはフルコンサートタイプ(サイズ)セミコンサートタイプ(サイズ)の2種類があります。
名前からするとフルコンサートサイズの方が先にできて、セミコンサートサイズの方が後からつくられたように感じますが、実際は逆で、セミコンサートタイプの方がはやくからつくられていました。
オーケストラの編成は時代が進むにつれ次第に大きくなり、そしてハープにも大きな音量が求められるようになります。そのため、ストレートボディから羽根のついたラウンドボディへの変更、弦長の延長、胴の容積の拡大、響板の面積の拡大などの様々な変更が加えられ、現在のフルコンサートタイプのハープが生まれました。
現在では、力強い音を表現できるフルコンサートタイプはオーケストラやブラスバンドとの共演やソロリサイタルで、柔らかな音が特徴のセミコンサートタイプは室内楽やサロンコンサートなどでそれぞれ活躍しています。 
フルコンサートタイプとセミコンサートタイプのちがいは下記のようになります。

フル コンサート タイプ

弦  長 長い
弦の張力 強い
音  量 大きい
倍  音 豊か
活動分野 オールマイティ
適応身長 150cm以上
対応機種 Apollon (47S-Ex, 47S)
     Monarch (47D-Ex, 47D)
     Musa (47C-Ex, 47C)
     Princess SAKURA(47Ffc)
     (フルコンサートタイプ)
     Aeolian (47Hfc)
     Delphi (47B)
     Amphion (47M)
     Orpheus47 (47A)
     Etude Wind (47EW)

セミ コンサート タイプ

弦  長 短め
弦の張力 弱め
音  量 やや小さい
倍  音 少なめ
活動分野 小ホール、室内楽向け
適応身長 140cm以上
対応機種 Princess SAKURA (47Fsc)
     Aeolian (47Hsc)
     Vega (46B)
     Orpheus46 (46A)
     Etude46(46E)
 

LinkIconラインナップはこちら(青山ハープ(株)本社・工場のサイトが開きます)

カラーバリエーション

AOYAMA HARPのペダルハープのカラーバリエーションには下記のものがございます。
(ブラック仕上げなど、機種が限定されるカラーもございます。)
また47C MUSA グリーン・ゴールド仕上げなど、特注モデルもございます。
詳しくはお問い合せください。

ウォールナット材 半艶消し仕上

ウォールナット材(クルミの木の一種)にツヤ消しの透明な塗料を施したもの。
濃い茶色の木目ですが、経年変化により、若干色が明るくなります。
ウォールナットは鑽孔材のため、音色は柔らかめです。
キズが目立ちにくく、インテリアにも合わせやすい色です。

メープル材 半艶消し仕上

メープル材(カエデの木の一種)にツヤ消しの透明な塗料を施したもの。
薄い肌色の木目が経年変化により、次第に飴色になります。
かん孔材のため、音色は硬めで、音が遠くまで届きやすい性質があります。
硬めの材料で上部でキズもつきにくく、丈夫です。

ナチュラル 半艶消し仕上

白木地にツヤ消しの透明な塗料を施したもの。
最初は薄い肌色の木目ですが、経年変化により、次第に飴色になります。
かん孔材を使用しているため、音色は硬めで、音が遠くまで届きやすい性質があります。
メープルより少し軽い素材です。

ライトブラウン 半艶消し仕上

白木地材のうち、木目があまりきれいに出ない部位の材料を使い、明るい茶色の塗装を施したもの。
塗面を透かして若干の木地の木目の濃淡が出る場合があります。
音色・品質は白木地材使用のものと同等です。
経年による色の変化はありませんが、塗面の下が白木地なので、キズは目立ちやすくなります。

ダークブラウン 半艶消し仕上

白木地材のうち、木目があまりきれいに出ない部位の材料を使い、濃い茶色の塗装を施したもの。
塗面を透かして若干の木地の木目の濃淡が出る場合があります。
音色・品質は白木地材使用のものと同等です。
経年による色の変化はありませんが、塗面の下が白木地なので、キズは目立ちやすくなります。

ブラック 半艶消し仕上

47M、46Eなど一部の機種ではブラック仕上げもご用意しております。
個性的でシャープな印象が魅力です。
音色・材の性質はライトブラウン、ダークブラウンとほぼ同じです。

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