こんなときは(トラブルシューティング)

チューニングピンが緩い/固い

チューニングピンは、チューニングハンマーを当てる側が太く弦を張る側が細い、円錐形になっています。
チューニングピンが緩くて止まらない場合には、チューニングハンマーでチューニングピンを左右に少しずつ回しながら押し込んでください。
逆にチューニングピンが固くて動かしにくい場合には、チューニングハンマーでチューニングピンを左右に少しずつ回しながら抜いてください。
なお、弊社のチューニングハンマーは、アオヤマのペダルハープ・ノンペダルハープ・サウルハープ全機種共通でお使いいただけます。

ペダル/半音装置の動きが重い

できあがって間もないハープでは、ペダルハープのペダルやノンペダルハープ・サウルハープの半音装置はかために調整されています。このため、使い込んだ楽器に比べるとやや動きが重いように感じられる場合がありますが、日常使っていくうちに次第に解消され、滑らかにペダル、半音装置が動くようになります。
コンサートの本番が近いなど急ぐ場合には、各々のペダルや半音装置を毎日何十回かずつ上下させることでこれを解消することができますが、急激に過度に動かすことでペダルやディスク、半音装置、弦などを傷めてしまう場合もあります。充分にご注意いただいた上で行ってください。

これとは別に、今まで軽快だったペダルや半音装置の動きが急に重くなった場合には、故障など、別の要因が考えられます。楽器の状態をよく観察して販売店にご相談ください。

ディスクのツノが折れた/半音装置が折れた

ペダルハープのディスクのツノやノンペダルハープ、サウルハープの半音装置は、無理な力が加わると折れたり曲がったりすることがあります。
ディスク、半音装置の交換は修理としてお受けしておりますが、慣れればお客さまご自身で交換していただくこともできます。手順書とともに部品をお送りいたしますので、下記の点をお知らせください。

  • ・楽器の機種
  •   47A、47M、130DB、25S・・・など
  • ・楽器の製造番号
  •   保証書をお持ちの方は、証書の記載をご確認ください。
  •   また、製造番号は楽器本体の下記の部位に記載がございます。
  •    ペダルハープ・・・・・・・・・・・・・プレートまたは響胴内
  •    ノンペダルハープ・サウルハープ・・・・響胴底面
    • *確認の際、楽器を傷つけないようご注意ください。 
  • ・交換するディスクまたは半音装置の場所
  •   対応する弦の番号、またはオクターブと音名でお知らせください。
  •   ペダルハープののディスクは各々の弦に、
  •    上(ナチュラル)
  •    下(シャープ)
  •   の2つのディスクがございます。
  •   こちらも併せてお知らせください。