ノンペダルハープ(レバーハープ)
「体に負担の少ないハープで、もっと永く弾き続けたい」というご要望にお応えし、2016年に誕生した41弦ノンペダルハープです。
小型のグランドハープに近い容積を確保しつつソリッド材を贅沢に使用した響胴、中音域のガット弦が奏でる深い音色、優しい弾きごこちを、ぜひご体感ください。
- 弦数:41
- (1oct.E-6oct.G)
- 高さ:162cm(前脚キャスター部を含む)
- 重さ:150(WN)20Kg 150(N)20.5Kg
- 付属品:チューニングハンマー
*41弦ノンペダルハープ Artemis〈アルテミス〉について 詳しくはこちら
響胴はソリッド材を使用、楽器の下部は響胴と一体化した箱形の台となっています。
響きが豊かで、重心が低いため安定感があります。
音色・音量を重視する方にお奨めです。
- 弦数:36
- (1oct.C-6oct.C)
- 高さ:140cm
- 重さ:約15Kg
- 付属品:チューニングハンマー
150、140シリーズとおなじく、ソリッド材を使用した箱形ボディを採用。
安定性のある4本の脚は取り外しができ、運搬の際にも乗用車の後部座席に乗せやすくなっています。
弦の一部にグランドハープと同じガット弦を使用しています。
- 弦数:34
- (1oct.A-6oct.C)
- 高さ:152cm
- 重さ:約13Kg
- 付属品:チューニングハンマー、四脚
突き板を使用した丸形ボディタイプです。
比較的重量が軽く、脚部の取り外しができますので、小型乗用車の後部座席にも載せやすく、移動の多い方にお奨め。
また、脚なし→短脚→通常の脚 と付け替えることで、お子様の成長にも柔軟に対応できます。
- 弦数:34
- (1oct.A-6oct.C)
- 高さ:145cm
- 重さ:約12Kg
- 付属品:チューニングハンマー、三脚
※オプションで4脚仕様にすることも可能です。
サウルハープ
膝にのせて演奏していただくタイプの小さなハープです。
プロハーピストの方々からの「移動中の指ならしの楽器を」というご要望によって誕生。
弦のテンション・間隔がグランドハープの高音部とほぼ同じになるように設計されています。
- 弦数:25
- (1oct.C-4oct.G)
- 高さ:75cm
- 重さ:約4Kg
- 付属品:チューニングハンマー
*弦数が少なく価格的にもお求めやすいことから、エントリー・モデルと誤解されがちですが、楽器を構えて姿勢を維持するのが難しい、専用の楽譜が少ないのでご自身でアレンジが必要な場合もあるなど、ノンペダルハープの中でも難易度が高めの楽器です。
弊社では開発の経緯からも、ハープ初心者の方がこの機種で独習なさることはおすすめしておりません。
チューニングや弾き方などについてのお問い合わせいただいても、お答えいたしかねる場合がございます。
何卒ご理解くださいますようお願いいたします。
演奏スタンドを用いた使用例サウルハープ・ノンペダルハープをご愛用のお客様からの数々のご要望にお応えして、29弦のサウルハープが誕生いたしました。
従来の25弦のサウルハープより少し大きいため、「ラップハープ」ではなくなってしまいましたが、持ち運びのしやすさ、気軽さはそのままです。
演奏スタンド(別売り)を使って、クラシックスタイルで
ライブコンサートのように、立奏スタイルで
フロアに置いた楽器を抱え込んでカジュアルに
小さな椅子やクッションを用いてリラックス、ヒーリングハープとして
お好みスタイルで、自由にお楽しみください。
手前が25S、奥が29Sです
- 弦数:29(1oct.C-5oct.C)
- 高さ:93cm
- 重さ:約5.6Kg
7本のペダルで半音を切り替えながら演奏するペダルハープに対し、ペダルを持たないハープは「ノン ペダル ハープ」と呼ばれています。
アイルランドやケルトのハープ、中南米のアルパなどの民族楽器のハープの多くが、このノンペダルハープに分類されます。
AOYAMAの130シリーズ、140シリーズ、34Sシリーズ、サウルハープはこのノンペダルハープの仲間で、半音を切り替えるレバーが付いているため、「レバーハープ」とも呼ばれます。
竪琴を奏でながら歌う吟遊詩人の姿は、絵画などでも目にすることも多いかと思います。中世ごろのこの竪琴は、弦は全音階で張られていました。これはピアノに例えると、白鍵だけがならんでいる状態です。
ですので#や♭など臨時記号がでてくる曲は演奏することができませんでした。
これにフックをつけ、弦の途中を押えることで弦の長さを変え、半音上げるように考案されたものがレバーハープ(フックハープ)です。
このレバーハープ(フックハープ)のうち、代表的なものは日本では「アイリッシュハープ」という名で親しまれてきました。
34~36弦のものが多いようですが、レバーハープにはグランドハープのような世界的な標準はなく、世界各国のメーカーがそれぞれ独自の基準でレバーハープを作っています。
そのため弦数や弦のテンション、音量、音色、基本調性にいたるまで、様々な種類のレバーハープがあります。
アオヤマのレバーハープは、世界でも少ないグランドハープのメーカーでもあることから、堅牢なボディと力強く暖かみのある豊かな音が特色です。